旅の記憶;デュッセルドルフの地ビール「アルト」;シューマッハ醸造所
デュッセルドルフの旧市街にアルトビアーの自家醸造所&レストランが連なる「世界で一番長いカウンターバー」と呼ばれる通りがあります。
「ハインリッヒハイネアレー」駅をおりてライン河に向かって南下していく通りで最初に右手に出会うのが「シューマッハー」
1838年創業の老舗です。数年前にここの外の机?なんと呼ぶのでしょう、折りたたみ式の大きなテーブルでビールのみを美味しそうに飲んでいる様子にみとれつつ
どうやって注文したらよいのかもわからず常連ぽいおじさんたちの間にに混じり近くを通りがかったケルナー(サービスする人のことをこう呼びます)に合図をしても「ここは僕の担当じゃないから」と素通りされ、ようやく運ばれて来た液体は琥珀色をしていてよい香りがするものでした。
「こんな味わいのビールもあるのだなぁ」とちょっと感動したのです。
今回も1杯だけ飲んで別のお店をはしごするつもりでいたのですが最初の1杯があまりに美味しかったので奥のレストランで食事をすることにしました。
レストランに入るのは初めてです。
折しも2013年、開業175周年でこの1年は記念ビールがあるそうです。ケルナー(給仕のお兄さん)に「どうちがうの?」と尋ねると「使っているポップがちがうんです」とのこと。
これは比較試飲するしかないですよね。で飲み比べてみました。記念ビールはラベンダーやレモンの皮のような香りがしてワイングラス出されたらカクテルと間違えてしまうかもしれない不思議な味わいでした。
注文したお料理もとても美味しかったです。
化粧室に行くとドアノブがビア樽のモチーフでその遊び心に嬉しくなりました。
きびきびと働くケルナーさんたち
デュッセルドルフを訪れる機会があったらぜひ立ち寄っていただきたいお店です。