路線バス

パリ20区は東京の山の手線の内側にすっぽり収まるくらいの大きさです。パリで路線バスを活用するようになったのは10年くらい前にイラストレーターのこぐれひでこさんの書いた絵日記「パリあちらこちら」に出会ってからです。バスに乗れば車窓が楽しめるしエリアによって雰囲気がとても異なるパリの街をバスで移動していると途中下車するにも向いているし、景色だけでなく乗ってくる人の様子でもわかります。目の前にエッフェル塔が突然現れたり、凱旋門シャンゼリゼ大通りを北上しながら近づけたりするとなんだかすごく得した気分になります。