レシピ「空豆のサラダ」

5月の八百屋さんには「新」がつく野菜が目白押し。なかでも豆類の豊富さ、この時期だけといってもいいくらいですね。
今月のワイン教室では「空豆のサラダ」をお出ししています。4月12日付け朝日新聞に掲載されていた「ワインに合う和レシピ」です。
おろしたてのパルミジャーノレッジャーノチーズをたっぷり使うのでこくのある辛口の白ワインがよく合うと思います。
今月はシュトークさんのリースリング(9番)と合わせています。

材料(4人前)空豆(さやをむいて200グラム)、新タマネギ2分の1個、木綿豆腐1丁、おろしニンニク小さじ2分の1、イタリアンパセリ2枝、塩小さじ2分の1、パルミジャーノレッジャーノ30グラム、オリーブ油大さじ1

作り方;
1)木綿豆腐は水切りしておく。空豆はさやをむく。新タマネギは1センチ角に切る。
2)ボウルに豆腐を手で握りつぶしながらいれる。おろしたニンニクと半量のパルミジャーノレッジャーノを混ぜておく。
3)鍋に湯を沸かし、1%(1リットルに対して10グラム)の塩を加え、空豆を入れる。2分ほどして豆がぷっくりふくれてからさらに1分ゆでる『柔らかめがよい」新タマネギを加えて30秒したら一緒にざるにあげて広げる。
4)空豆の薄皮をむく。温かいうちに粗みじんに切り、タマネギをともに2)を加える。
5)塩を振り入れて混ぜ、刻んだパセリも加える。塩味をみてからチーズの残りを加減して混ぜる。オリーブオイルを全体にからめるように混ぜる。

レシピ「クレソンとシーチキンの洋風寿司」


3月のワイン教室で大好評だった洋風寿司です。
クレソンのかわりに三つ葉で作っても美味しく出来ます。
ロゼやリースリングの白と好相性、ぜひお試しください。

材料;お米540ml、水540ml、お酢70ml, 砂糖大さじ2、塩小さじ2、シーチキン缶詰小1缶、クレソン&セロリ適量

作り方

1)お米をといで同量の水を加える。炊飯器でお米を炊いてすし酢を加える。
2)すしめしの粗熱がとれたらシーチキン、クレソン、セロリを加える。

クルンプさんのキュベロゼ(93番)と合わせてマリアージュを楽しみました。

ワインフォーラムは花盛り

初夏を知らせる花「スズラン」をいただきました。
とてもいい香りがします。幸せの香り。。。



数日前に開花し始めたモッコウバラもどんどん花開いてその変化が毎朝楽しみ。
まもなく満開でしょう。


クリスマスローズも元気です。毎年たくさんお花が。


鉢植えのバラでいち早く咲いてくれたのがこの「モダンタイムズ」

気持ちのよいお天気に誘われて普段しないお庭の草抜き&お掃除をして気分もスッキリです。

レシピ「春野菜の豆乳バーニャカウダソースがけ』


きょうはイースター、そして24節気の「穀雨」百穀を潤す雨の通り昨夜からしとしと雨が降りました。お昼過ぎから晴れるらしいです。

ワイン教室が始まる13時には雨があがると言いなぁ。。。
今月のメニューは春野菜をふんだんに使ったヘルシーメニュー。
なかでも「豆乳バーニャカウダソース」は大好評です。

材料(作りやすい分量)
玉ねぎ中くらいを4分の1&ニンニク2片(みじん切り)オリーブ油大さじ2、豆乳300ML、チーズ(ゴーダやエメンタールなどいろいろ取り混ぜ)70グラム、白みそ大さじ2と2分の1、白こしょう適宜

作り方
1)玉ねぎとニンニクをみじん切りにしてオリーブ油でゆっくりと炒めます。
2)しんなりしてきたら豆乳、チーズ、白みそを加えゆっくりと溶かします。
3)最後に白こしょうで味を整えます。

バーニャカウダソースはもともと北イタリアピエモンテ地方の郷土料理でアンチョビとニンニクをオリーブオイルに溶かし込んで新鮮な生野菜やパンを浸していただくものですがこれはベジタリアンの方用にアレンジしてアンチョビを使わずに作ったソースですがベジタリアンでなくてもチーズと隠し味の白みそが作り出す独特のコクで美味しくいただけます。

4月のワイン教室では果実味が一段とまろやかになり華やかな香りと深みある味わいが心地よいクノッドさんのピノノアール(22番)とのマリアージュを楽しんでいただいています。

旅の記憶;デュッセルドルフの地ビール「アルト」;シューマッハ醸造所

デュッセルドルフの旧市街にアルトビアーの自家醸造所&レストランが連なる「世界で一番長いカウンターバー」と呼ばれる通りがあります。
「ハインリッヒハイネアレー」駅をおりてライン河に向かって南下していく通りで最初に右手に出会うのが「シューマッハー
1838年創業の老舗です。数年前にここの外の机?なんと呼ぶのでしょう、折りたたみ式の大きなテーブルでビールのみを美味しそうに飲んでいる様子にみとれつつ

どうやって注文したらよいのかもわからず常連ぽいおじさんたちの間にに混じり近くを通りがかったケルナー(サービスする人のことをこう呼びます)に合図をしても「ここは僕の担当じゃないから」と素通りされ、ようやく運ばれて来た液体は琥珀色をしていてよい香りがするものでした。
「こんな味わいのビールもあるのだなぁ」とちょっと感動したのです。

今回も1杯だけ飲んで別のお店をはしごするつもりでいたのですが最初の1杯があまりに美味しかったので奥のレストランで食事をすることにしました。
レストランに入るのは初めてです。

折しも2013年、開業175周年でこの1年は記念ビールがあるそうです。ケルナー(給仕のお兄さん)に「どうちがうの?」と尋ねると「使っているポップがちがうんです」とのこと。
これは比較試飲するしかないですよね。で飲み比べてみました。記念ビールはラベンダーやレモンの皮のような香りがしてワイングラス出されたらカクテルと間違えてしまうかもしれない不思議な味わいでした。

注文したお料理もとても美味しかったです。

化粧室に行くとドアノブがビア樽のモチーフでその遊び心に嬉しくなりました。

きびきびと働くケルナーさんたち

デュッセルドルフを訪れる機会があったらぜひ立ち寄っていただきたいお店です。

旅の記憶;デュッセルドルフのビール「アルト」

2007年の3月にワイン見本市「プロワイン」を訪ねたのがこの街に来た最初でした。

最近は「アルト」と呼ばれるこのエリアで造られているビールに魅せられています。
まずはスーパーマーケットで瓶ビールを調達。広い売り場にたくさんの銘柄(しかしもちろんこの街周辺でしか購入でいない地ビールです)が並んでいます。何本か抱えレジに並んでいると前のおじさんが覗き込んで色々解説してくれました。彼の一押しは「ディーベルス」のようでした。

よくわからないのでラベルで選んでいたら「これよりあっちがいい」などなどアドバイスをいただいて3本購入。


「フレンスハイム」これはシェアが大きいのでしょうか、街のあちこちで看板もよくみかけました。


「ガッツ」あれ?看板は「ガッツヴァイラー」色もちがいます。でもマークは一緒です。ひょっとして名前が長いので改名したのでしょうか???

この3本を飲み比べてみました。
「フレンスハイム」は優しい飲み口で疲れているときには美味しく感じますがアルトの特徴である普通のビールより苦みの利いた味わいを期待すると少し物足りないかもしれません。
「ディーベルス」は男性好みなのかなぁ、キリッとしていますがもう少しふくよかさがほしいかも。。。いつか樽ビールで試してみたいです。
「ガッツ」一番バランスがよく飲みやすい味わいでした。

王冠もキレイです。