9番 シュペートブルグンダーのロゼ・トロッケン

今年初めて輸入したエーマートさんのシュペートブルグンダーのロゼ(9番)これまでエーマートさんはドルンフェルダーとリヴァーナーの混醸によるロゼ(ロートリング)しか造っていなかったのでこの藏元さんの新作ということにもなります。

これまでのロートリング(17番)はどちらかというとかなり果実味を生かしたベリージュースのような感じに仕上げていたのに対して今回のシュペートブルグンダーはキリッとした食中酒(^o^)
それもできればお昼間にお日様の下でいただきたいピンク色が美しい色合いです。

甘い香りに引き寄せられながら口に含むとしっかりとした飲み応え、食欲がわきます。

5月にモーゼルに買い付けに行った際のテイスティングコメントには

「ロートリング(上記のやや甘口タイプ)のあとでも美味しい。オリーブ、ペパロニ(唐辛子の酢漬け)、アンチョビ、ドライトマトのバター炒めと絶妙のコンビネーション」

これはエーマートさんのところでテイスティングしたあと時間の経過でどんな風に味わいが変化するか知りたくてギゼラさんのお宅に持ち帰り3日〜4日かけてお昼ご飯の度にいろんなお食事と
合わせた感想です。開栓直後より翌日、翌々日のほうが美味しさが増しました。みなさん、慌てて飲まずに変化を楽しみましょう!