トロッケン

トロッケン

ワインフォーラム主催のワイン教室は体験学習型(^o^)



ワインとお料理を楽しみながらご自分で組み合わせを発見したり役に立てたりしていただくようにしています。もちろん随時ご質問にはおこたえしています。



今月のクラスではいい質問をいただきました。
教室に参加してくださって3年目のYさん。カタログをご覧になりながら「トロッケン」ってどういう意味ですか?とご質問。



私(以下N);「はい、トロッケンとは英語のドライに相当するドイツ語です。ですから”辛口”という意味もありますし、”乾いた”という意味もあります。」

皆;なるほど、なるほど(みなさんいつになく真剣に聴いてくださって嬉しい)(^o^)

N;「ドイツにはワイン法という法律がありましてラベルに表記してあることは一定のルールにもとづいて表示されています。例えば「トロッケン」とラベルにある場合には1リットル中の残留糖分は9グラム以下、これは通常甘みが舌に感じられない程の辛口であることが多いのですが原料となったぶどう品種がもつ甘い香りや摘み取りの時の糖度で「トロッケン」と表記されていても味のバリエーションがいろいろあるわけですね。ですからぶどうの品種や等級によるいろいろな「トロッケン」を体験して比べてみてくださいね。

皆;「トロッケン」表示をキーワードにカタログを見直してみるとまたいろんな発見がありそうですね。

N; 素晴らしい!味についてはなかなか言葉で説明するのが難しく、実感を伴わないとわかった様な、わからない様な感じになりますよね。実際にワインを飲みながらの説明ですとピン!ときてくださるようで伝わったかなと感じられます。ですから、どんどんご質問くださいね(^o^)

ホルスト:惑星(冥王星付き)

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