パリ東駅

パリ東駅


ヨーロッパの大きな都市にはたいがいいくつかの駅があり、行き先ごとに利用駅がことなります。
ドイツからパリに夜行列車で入ることが多くフランクフルト中央駅を夜の11時前くらいに出て朝7時前にパリ東駅に到着するというコースは幾度となく利用したルートです。日本の寝台列車などもう数十年も経験していませんがヨーロッパではユーレイルパスを持っていれば追加料金3000円程度で簡易ベットに横になれますから宿泊費も節約できるし寝ている間に移動ができるのが魅力で若い時分はよく利用しました。(ここ数年はさすがに飛行機が多くなりしたが)


ひとつのコンパートメントに6つベットが入っています。指定された自分のベットを確認すると同じコンパートメントで明るそうな女の子(なぜかたいていアメリカ人です)にパリに着いたら一緒に朝食をいかがですかと声をかけ約束を取り付け休みます。
5,6年前までは東駅の中に大きなカフェがあって夜行で到着してそこでいただく大きなクロワッサンとカフェオーレを飲むのが楽しみでした。「パリにやって来たぞ。」というワクワク感が高めるためのオープニング儀式でした。パリ東駅は私にとってパリの入り口です。


This is Paris (This is . . .)

This is Paris (This is . . .)