オランダ水辺の生活ー跳ね橋いろいろ

運河の国オランダではたくさんの跳ね橋に出会います。大きな橋のたもとには交番のような小さな建物に人が常駐して大きな船が数艘溜まってくると道路利用者に信号で知らせて、橋をあげ、ボートの交通整理をしてくれます。
このコントロールタワーのOphaal Brug(オプハール・ブルッフ)と呼ばれている作業を行うのは比較的通行量の多い橋は公務員のお仕事のようです。
田舎の中規模の橋になると近所の人が兼業で作業しているのか窓ガラスに「ご用のおりはお電話ください」みたいな貼り紙がしてあります。日本の小さな神社のようですね。
さらに無人、というケースにも遭遇しました。自力で橋を回転させボートを通過させたら再び元にもどしておかなくてはならないそうです。ライデンからの帰り道、こんな橋に出会いました。手動跳ね橋の移動なんて・・・どこからともなく少年ふたりがあらわれて橋を動かしてくれました。
10歳くらいの男の子達でした。親切な少年だな、と感心していたら通り過ぎる際に帽子を差し出されて手数料の請求です。な〜ぁんだ、ちゃっかりしてるなと笑ってしまいましたがきっと夏休みなどは結構いいアルバイトになるのでしょうね。