朝からピノゼクト
ヴァーゼム醸造所でのワインプローベは深夜まで続きました。歩いて数分のところにヴァーゼム家直営の小さなホテルがあり、最後はリースリングのアイスワインをご馳走になり夢見ごこちでホテルの部屋に吸い込まれていきました。
ヴァーゼムさんの造るワインはどれも素晴らしいのですがそのエレガントな赤ワインとならんで特筆すべきなのが「ピノ・ゼクト」シャンパン製法で造られたとてもエレガントなスーパークリングワインです。いいお酒の酔い心地ってほんとうに幸せですよね。
前の晩にさんざんご馳走になりながら「もう一つお願いがあるのですが・・・」酔った勢いで「明日の朝食の時にピノ・ゼクトをいただけませんか?」
とリクエストしてしまいました。実際には朝食の時にはグラスは用意されていたものの美味しいコーヒーや半熟卵とは合わないので朝食後にひんやりとした秋の空気が漂う中庭で「かどでのピノゼクト」と振る舞って頂きました。朝からテンションあがりましたねぇ・・・
そのあとライン河が見下ろせる小高い丘の上のブドウ畑に連れて行ってもらい摘み取り間近なフリューブルグンダーの実を試食したりさせていただきました。