モーゼル、ブルグ村にライナー・クノッドさんを訪ねる

ドイツ到着から3日目。
ワイン産地、「フランケン」「ラインヘッセン」を経て「モーゼル」に入りました。ドイツワインの産地は全部で13地区ありますが「モーゼル」はドイツのみならず世界的に有名なワイン産地のひとつです。
モーゼル河を挟む急斜面に葡萄が植えられていて、下から見上げると「よくもまぁ、こんな急斜面にブドウを植えたものだ・・・」と感心してしまうくらいの急勾配です。毎年ツアー参加者をお連れするとみなさん溜息混じりに「聞くと見るのとではやつぱりちがいますねぇ・・・」とびっくりされます。



今回はコブレンツからフンスリュック台地を抜けてツェル村からモーゼルのワインの里に下りていきました。20年近く何度も体験していることなのですが美しい葡萄畑の中を走っていると本当に心洗われる気がします。
そしてモーゼル河に沿って15分も走るとブルク村に到着します。このブルグ村は人口500人くらいの小さな村ですがここに2005年にドイツワインコンテストでグランプリに輝いたパウル・クノッド醸造所があります。創設者のパウルおとうさんは残念ながら昨年秋に亡くなられましたが、1995年から醸造所を引き継いでいるライナーがさらに素晴らしいワイン造りを続けています。グランプリ受賞を引き合いに出すまでもなく、1997年から輸入し始めた彼のワインの品質は年々磨きがかかり「一番好きな蔵元さんは?」と尋ねると「あえてあげればクノッドさん」とこたえるクノッドファンがたくさんいらっしゃいます。


今回の旅に参加されたAさんも「旅の目的はクノッドさんに直接合って彼のワインをたくさん飲むこと!」と楽しみにされていました。クノッドさんのところではまた遠方からのお客様のためにゲストルームを8部屋準備して美味しい朝ごはんつきで滞在させてもらうことができます。今回はこのゲストハウスに4泊させてもらいました。



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