リネン(麻)のナプキン

ドイツの蚤の市で見つけた麻のふきんは丈夫で水切りがよく毎日のワイン教室の後かたづけなどには大変重宝しています。
現在のドイツは一般家庭に食器洗浄機が標準装備されふきんで食器をふきあげる必要もあまりないようです。


ヨーロッパでは結婚するときにリネンにイニシャルを刺しゅうしてもっていく習慣が古くにはあったようです。
丁寧に刺しゅうがして綺麗にアイロンがかかったリネンの束に蚤の市などで遭遇するとどんな人がお嫁入り道具にしたんだろう、と思いを巡らしたりします。
現代のカップル事情では結婚することの意味や習慣が数十年前とは大きく変わっているので「お嫁入り道具」という感覚も少なくなってきているかもしれません。