2012 4月のワイン教室
日が長くなってきましたね(*^_^*)
ワイン教室が始まる時間の明るさが日に日に増し
桜も散り、初夏の訪れを感じます。
4月のワイン教室では
春野菜とワインのマリアージュがテーマ。
「タケノコとイカのサラダ」
オリーブオイルとお塩だけで和えているだけですが
泉シェフの塩梅のよさでしみじみと美味しい春のご馳走に(*^_^*)
ワインはラインヘッセン・インゲルハイムの
ヴァーゼム醸造所のワインのシルヴァーナー(49番)
このシルヴァーナーのエチケットには
これから迎える白アスパラシーズンむけに
ラテン語で「アスパラにぴったりのワイン」と書かれ
白アスパラの写真が印刷されています。
二品目は「あさりのワイン蒸し」アサリを白ワイン(グラウブルグンダー)で蒸してパセリのみじん切りをちらしたもの
アサリを蒸すワインは
モーゼルのクノッド醸造所のグラウブルグンダー2010(16番)
グラウブルグンダーはフランスではピノ・グリ
イタリアではピノ・グリージョとよばれている品種です。
独特のコクと旨味があり
ハーブやガーリックなどをきかせたお料理を引き立てます。
スープもバケットに浸して美味しく召し上かれ!
3番目のお料理は「春野菜のバーニャカウダ風」蒸し野菜をソースでいただきます。バニャーカウダはご存じイタリア、ヒエモンテの郷土料理、ニンニクとアンチョビをオリーブオイルに溶かして造るソースですが今回のバーニャカウダ風は玉ネギとニンニクのみじん切りをオリーヴオイルでソテーして豆乳とチーズでコクを出して白ミソで仕上げるというソースです。
ファルツの女性醸造家バーバラさんが造る
デア・ローテ(75番)
カベルネ・クビーン(78番)
トレ・ジュー(79番)などとどれもよく合っていました。
最後はルクルーゼのお鍋でじっくり煮込んだ
「新玉ネギと手羽先のスープ」です。
とろとろになった玉ネギと手羽先のエキスが溶け込んだ心身共の温まる1品です。
合わせるワインはフランケンのライスさんの
パールワイン「マチネー」(90番)
マチネーはフランス語で「朝」のことだそうです。
造り手のライスさんが
「朝から楽しんでね」という想いで造っているのでしょう。
爽やかですがしっかりとした味わいで
赤ワインのあとに飲んでも楽しめます。
お料理とワインで春を満喫していただけたでしょうか。
まだまだ寒暖の差が大きい今日この頃
どうぞ体調を崩されませんように!!
18日からまたオランダ、ドイツの旅に出かけます。
今度帰国する頃にはお庭のバラも咲き始めていることでしょう。
どうぞ5月のワイン教室にお楽しみに(*^_^*)