時計草(とけいそう)

時計草、受難草

まるで人工的につくったかのような緻密な花弁の「時計草」。


いつも感心しながらみていたのですがこの花がヨーロッパでは「受難草」と呼ばれていると知ったのは数年前のことです。


ベルギーの古都を散策していたときある教会の前に咲き誇っていた紫の美しい花をみて「受難草だね。」というのをきいてびっくりしました。「キリストが十字架にかけられた姿に似ているのでその名がついた」と聞いて「なるほど」と文化的背景のちがいを実感したひとときでした。

※Passion fruit(パッションフルーツ)とも言います。この「パッション」とは、「キリストの受難」という意味。だから「受難草」なんでしょうね。

The Passion

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