ヴァイスブルグンダー

「ヴァイスブルグンダー」は新鮮なぶどうをほおばった時のようなフレッシュな果実味が心地よい品種でその多くは辛口に仕上げられます。

リースリングほど酸味の輪郭がはっきりしていませんが軽やかです。「普段、日本酒を楽しんでいる方に最初におすすめするワインはなにがよいですか」とアドバイスを求められたときなど「エーマートさんのヴァイスブルグンダー」が定番です。日本酒にそれほど親しんでいるわけでもない私がそう答えるようになったのも、とてもたくさんの日本酒好きの方々から「こんなに美味しいワインは初めて」と反応して頂いたからです。

さて、「ヴァイスブルグンダー」は「香ばしいもの」や「少し苦みのある食材」等とそれはそれはよく合います。

「エビの唐揚げ」「フライドチキン」「お魚の塩焼き」「てんぷら」や、お仕事帰りに「きょうは何もしたくないからデパ地下でお総菜をテイクアウト」なんていうときにピッタリなワインかもしれませんね。

フランスではピノ・ブラン、イタリアではピーノ・ビアンコと呼ばれている品種ですのでどこかでみかけたら世界の仲間もためしてみてください。