モーツァルトとリースリング

今年はモーツァルトの生誕250年で様々な企画が目白押しのようです。わずか35年の短い人生の間に残した作品が後世の人々に愛され続けているというのは本当に素晴らしい。


彼の音楽は多岐にわたりますが「楽しいときにはその気持ちに弾みをつけてくれ、元気のないときにはそばによりそって慰めてくれる」私には生活必需品です。

10年くらい前にモーゼルの名醸ワインの里、トリッテンハイム村の生産者主催のイベントにゲストで招待されたことがありました。大きなテントの特設会場のひな壇にゲストスピーカーとしてモーゼルリースリングについてのコメントを求められドイツ語で話す(* o *)と、いうドキドキする体験でしたが
「私にとってモーゼルリースリングの軽やかさ、エレガントさ、余韻の心地よさはモーツァルトの音楽のようです。素晴らしい音楽が演奏家によって新しく生まれるように、偉大なリースリングが素晴らしい造り手によって生かされるということも常々感じています。」と、なんとか思いを伝えると、会場から大きな拍手をいただきました。(*^_^*)

リースリングワインがたくさんの人を幸せにしますように!