ベルギー、ゲント「牛肉のビール煮込」

noblin2007-04-07



ベルギーには800種類のビールがあるそうです。チェリーテイストのランビックビール「クリーク」や修道院で造られているトラピストビール、のど越し爽やかなホワイトビールなど盛りだくさんです。

ドイツ、ケルンから列車で3時間の古都ゲントを訪ねたときのこと。
ベルギー北西部のフランドル地方料理に関心をもっていた私は「できればフランドル料理が食べたい」とメールしていました。そこでベルギー人の友人は同僚に「ベルギー料理の美味しいお店はどこ?」と相談したそうです。典型的な郷土料理って案外地元の人たちも普段は食べていないものなのですね(^o^)
そこで、オペラハウスの前にあるブラッスリーに連れて行ってくれました。オペラ劇場で働く人やオペラがひけたあと食事を楽しむ人で賑わうそんな雰囲気の心地よいお店でした。なにしろビールだけで40種類近くもあります。

アペリティフに「リンデマンのクリーク」を注文しました。私の大好きなチェリービールです。その味わいにベルギーに辿り着いたことを実感しました。「牛肉のビール煮込み」はお肉の繊維がホロホロにほどけて煮込み用ビールと一体になりとてもおいしいシチューでした。煮込み用に使っているのと同じトラピストビール「ウエストマルのデュッペル」を合わせていただきましたがまろやかでしっかりした味わいはお料理をさらに引き立ててくれました。

他のテーブルの人のお皿もとても美味しそうなお料理がならんでいましたからまたゲントに来るチャンスがあれば是非この「ブラッスリー・デ・アール」に寄りたいと思っています。