ブルク村のクノッドさん宅を訪ねる

noblin2008-06-13




ブルクでワイン造りをしているライナー・クノッドさんへ日本からメールでワインプローベの申し込みをしたら5月21日の晩に1月に休暇で出掛けた南アフリカナミビアの旅の写真をみに友人夫妻が遊びにくることになっているので晩ご飯に旬の白アスパラを僕が料理をするのであなたも参加しませんか、その前に新ヴィンテージのワインを試飲をしませんか。という素敵なお誘いを受ける。
クノッドさんがワイン造りをしているブルク村はトラーベン・トラーバッハからは8キロ離れている。車で7,8分といったところ。16時にホテルまで迎えに来てくれるというのでホテルの前で待っていると時間きっかりに登場。いつもながらに安心できる几帳面さだ。約束を間違いなく守る人とおつきあいする時はどちらかというとアバウトな私は若干緊張するけれど相手をがっかりさせないようにいつもより正確になっている自分を発見する。ライナーと出会ってからすでに11年、几帳面で研究熱心、謙虚な彼の造るワインは年々洗練され3年前の2005年にはDLG(全ドイツ生産者組合コンクール)に初出展していきなりグランプリを受賞しても基本姿勢は変わらず自身から生まれる余裕からなのかどのワインも「まちがいなく美味しい」というレベルになってきている。ワイン教室でも「好きな造り手さんは?」の質問にいつも上位ノミネートされるのがクノッドさんだ。

ワインツアーではいつもモーゼルでの拠点となる宿を提供してくれているクノッドさんのプライベートハウスは私たちが泊めて頂くところの上の階にあり新婚カップルの住まいらしく明るく心地よいスペースだ。なにより窓から目の前に広がる景色がすごい。モーゼル河をはさんで一面急斜面に拡がるのはリースリングのぶどう畑。このプライベートスペースにお邪魔するのも久し振り。贅沢なロケーションだ。


[rakuten:weinforum:10000013:detail]