初夏のドイツ2008
ソーヴィニヨン・ブラン2007 草原を散歩していて気持ちのよい風に吹かれるような感触、いきいきした果実酸を感じるソーヴィニヨン・ブランでした。今ドイツで流行っているのだそうです。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのロゼ2007 カベルネ・ソ…
ヘンゼルさんのお宅でお昼ご飯をご馳走になったあと至急畑の水やりをしなくては、とトーマスが焦っていたので いったんバード・デュリュクハイムの街中のホテルにチェックインしてまた夕方訪ねることにしました。 バード・デュリュクハイムはそれほど大きな…
ヘンゼルさんのお宅に到着すると畑から戻ってきたばかりのトーマスが 「きのう8000本も新しい苗木を植えたのできょうは水やりしなきゃ、 3月4月は雨が多かったのにここ3〜4週間雨が降っていないから土がカラカラだよ。」 携帯電話に次々と電話が入っ…
5月27日火曜日夕方、バード・デュリュクハイムにあるヘンゼル醸造所を再び訪ねました。大がかりな畑仕事の後でお疲れかしら、と気になっていましたがトーマス・ヘンゼルさんは自作のワインをひとつひとつ丁寧に説明してくれました。赤ワインは新しいヴィ…
ワイン産地、ファルツは他の産地とは少し離れています。ヘンゼルさんにはヴュルツブルクから電話で訪問の問い合わせをしました。 「月曜日はぶどうの樹の植え替えで1日外に出ているけれど火曜日だったら大丈夫だよ、どこからくるの?」 「マンハイムから列…
ヨーロッパの中心に位置するドイツはまわりを9つの国に囲まれ海に面する土地が少ないせいか海辺に対する憧れが他の国の人よりはるかに強いようです。砂浜を意味する「シュトランド」を川辺に砂を運び込んで人工的に造った砂浜にパラソルをたてビ軽食を提供…
ライスさんのことでは15アイテムを3時間近くかけてたくさんお話しを伺いながらテイスティングさせていただきました。 フランケンのシルヴァーナーのヴァリエーションに驚いたり、モーゼルの造り手さんでおなじみのヴァイスブルグンダーも土壌がちがうと …
ライスさんのところで最初にいただいたのは「キュベ・マキシミリアン」2004年生まれの長男のマキシミリアンも4歳、1000グラムの未熟児で誕生したとは思えないくらいに大きくなりました。ミューラー・トゥルガウ60%、バッカス40%のキュベです…
金曜日の夜にヴュルブルクに到着してドイツ人の友人宅に2泊、少しお仕事から離れてゆったりとした週末を過ごすことができました。5月25日、日曜日の午後3時をまわったくらいにヴュルツブルク郊外のライス醸造所を訪ねました。 金曜、土曜とゴーミヨーの…
ドイツ人の友人宅で出してもらった美味しいアペリティフは葡萄ジュースにしょうがのすりおろしたものを少し加えそれを炭酸水で割っただけのものでしたがノンアルコールの食前酒としてとても美味しかったです。試してみたいと思いました。 [rakuten:weinforum…
土曜日の午前中はお買い物の時間です。日曜日はレストランや観光客相手のおみやげ物屋さん以外はすべて閉まってしまうので多くの人は1週間分の食料を土曜日に調達するようです。環境問題に敏感な国ドイツは以前からオーガニックの野菜や食料品を扱う専門店…
ヴュルツブルグで滞在させてもらっていたドイツ人の友人はインド料理が得意、土曜日の午前中に市場に出掛けてフレッシュハーブのコリアンダーも入手、本格的な「ダルスープ」を作ってもらいました。お野菜たっぷりのお豆のスープです。ターメリックやクミン…
マインツはドイツのワイン産地面積の約7割を占めるラインラントファルツ州の州都です。ドイツの街はどこもそうですが大都会、といった雰囲気の街は少なく旅行者にとっても機能的な動きやすい構図になっているように思います。 休暇を使って移動する人が多い…
12時半、ヴァーゼムさんのところでの充実したワインプローベ終了後、車で4,5分のインゲルハイム駅まで奥さんのカーリンと次男のフィリップに送ってもらいました。するとタイミングよくマインツ行きの列車にすぐに乗れました。近距離の列車用券売機でチ…
白ワインを13アイテムテイスティングした後、赤ワインに入りました。ヴァーゼムさんのワインに初めて出会ったのは今からちょうど10年前のことです。ワインの仕事に携わって14年目、直接輸入を始めたばかりの頃でした。当時の私はドイツの赤ワインには…
インゲルハイムのヴァーゼムさんの所に到着したのは9時前でした。 朝から一仕事終わらせた、という清々しい顔つきのヴァーゼムさんが出迎えてくれました。早朝からのワインプローベ、 新しいリストをみながらさて、「きょうはたっぷり時間があるのでじっく…
5月23日金曜日、朝7時45分、3日滞在したモーゼルを後にしました。 スイスのバーゼルで開かれる予定のワインの見本市に日帰りで出掛ける(片道420キロ!)とライナー・クノッドさんが話していたので 「もしできればインゲルハイムまで乗せてもらえ…
3泊お世話になったトラーベン・トラーバッハのホテル「ゴルデネ・トラウベ」(黄金の葡萄)は昔ながらの旅籠、という家族経営の小さなホテルでしたがオーナーご夫妻はとても親切(^_^)そして朝食のビュッフェは毎日いろんな種類のパン、チーズ、ハムが並び美…
ファミリー揃ってのワインプローベは和やかな雰囲気の中、スタートしました。エーマートさんのところでのワインプローベは白の辛口リースリングからスタートです。2007年は作柄もよくブドウがしっかり実り糖度も上がったせいでしょうか。しっかりとした…
5月22日木曜日夕方18時過ぎ、エーマートさんを訪ねました。 おとうさんのディーターとアクセルくんがふたりで迎えてくださり、途中からおくさんのリッヒムートさんも加わって楽しく雑談しながら1時間ちょっとの間に10種類のワインをテイスティングさ…
5月22日木曜日。この日ドイツは祭日でした。カトリックにちなむお休みとのこと、ドイツの祭日はキリスト教にちなむものがおおいようです。 ペーターに訊くと「おかしな名前なんだよ、’’幸せな死者の日’’って名前の祭日なんだ。カトリックの祭日なので僕は…
5月22日木曜日、10時。ペーターのところにワインプローベに行く。 ちょうどラベリングのすんだ初めてみかけるロゼに目を奪われる。 とてもきれいなピンク色。ザンクト・ローレント20%、リースリング80%のロートリングだ。 この組み合わせのロゼは…
白アスパラといえばソース・ホランデーズ。ライナーシェフのお手製「ソース・ホランデーズ」はほっぺが落ちそうなくらい美味しかったです。 奥さんのマルティーナも「これまであなたが作ったホランデーズの中でも格別!」と絶賛。 ライナーにシレピを訊くと…
再会を喜んだあとは1階の大きなテーブルでプローベが始まりました。 ・2007年ヴィンテージのリヴァーナーからスタートしました。 グラスに鼻を近づけると満開の白いお花が放つ濃厚な香り似た強い香りがしてまるでみつばちになった気分でワクワクします…
クノッドさんのお宅にて白アスパラ料理の準備をしていた奥さんのマルティーナと3人で 「まずは再会の乾杯を」とライナーがグラスに注いでくれたのはなんとロゼのパールワインです。 ロゼ色がとても美しく小さな気泡が立ちのぼっています。「新作!?」「そ…
ブルクでワイン造りをしているライナー・クノッドさんへ日本からメールでワインプローベの申し込みをしたら5月21日の晩に1月に休暇で出掛けた南アフリカとナミビアの旅の写真をみに友人夫妻が遊びにくることになっているので晩ご飯に旬の白アスパラを僕…
ドイツ語で「青い時間」という意味ですがこの5月の渡独で初めてこの言葉を知りました。 ペーター・シュトークさんの蔵元で「この新しいラベルどう思う?」と訊かれてそこにこの字が大きく書かれていたのです。 意味を尋ねると「暗くなるというより青色から…
ケラーの片隅に見慣れない新樽。220リットルのバリックファス。 主にカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどにバニラ香を加える目的で使われるこの樽をモーゼルでみかけることは少ない。 どうして?と思っていたらクリスチャンが「これすごく面白いんだ…
5月21日午後、ホテルからは歩いて1分の目と鼻の先、シュトーク醸造所を訪ねる。 ペーターとコニーは親戚のお葬式でフランクフルトに出掛けていて終日留守にしているのは知っていましたがペーターが「クリスチャンが地下で作業をしているはずだからいつで…
5月21日水曜日。 前の晩ペーターのおうちからホテルに戻り即ベツトに。時差ぼけで途中目を覚ますことなく、朝6時にすっきりと起きることができました。 外は鳥の鳴き声で少し肌寒いくらいです。 8時から朝食。久し振りのブロートヒェン(丸いパン)5ミ…