ペドロ・ヒメネス・ノエ

ワイン教室に香織さんが珍しいチーズを持参してくださいました。急遽もう1本開けることに。よくあるんです、予定外のサプライズ(^_^)
何がいいかなぁ〜と地下室のワインたちに思いを巡らし・・・「あ、そうだ、あれはどうかなぁ」と閃いたのがスペインの凝縮した甘さをもつシェリー「ペドロ・ヒメネス」でした。もう16年以上前に購入しずっと寝かせたままにしてあったゴンザレス・ビアス社の「ノエ」ちょっとドキドキしながらの開栓。グラスに注ぐと艶やかな濃い褐色、プルーンや黒砂糖、干しぶどうをゆっくりと煮詰めた濃厚なエッセンス、20度以上のアルコールがあるとは思えないほどのビロードのような優しい感触にしばしうっとり。1990年の7月にゴンザレス・ビアス社をヘレスに訪ねたときの美味しい楽しい思い出が蘇りました。冬の夜のディジェスティフ(食後酒)にピッタリな1本でした。