ヘンゼルさんの「大人のロゼ」


ヘンゼルさんのロゼは昨年も大人気で輸入から2ヶ月足らずで完売してしまいました。
今年は昨年の経験をふまえ沢山仕入れますので皆様にも楽しんでいただけることと思います。

ワインフォーラムのワイン教室に参加してくださる方々が口をそろえておっしゃるのは
「今までロゼって中途半端なイメージで飲まなかったけど、美味しいですね〜(^_^)」

そうなんです!美味しいロゼは白の爽やかさと赤のコクを併せ持っていてお料理も引き立ててくれるし単独でも楽しめるしと大活躍。
ワインフォーラムではずいぶん前からロゼワインに力を入れています。

世界的な赤ワインブームの時期、ドイツの市場からも美味しいロゼが見あたらない時期がありました。
それまで魅力的なロゼを造っていた藏元さんに尋ねると
「赤の方が売れるんだよね、同じ原料ぶどうを使って同じように手間をかけても赤ワインの方が売れるのでこれまでロゼに仕上げていたぶどうも赤にまわしているんだ」
う〜ん、背に腹はかえられない?仕方がないのかなぁ。。。ちょっと残念に思っていました。
しかし数年前から今度はロゼブーム?というほどロゼワインの幅が拡がりました。

ヘンゼルさんも数種類のロゼワインを手がけていますが中でも出色の出来映え、そして「大人のロゼ」といえるのがカベルネ・ソーヴィニヨン種90%、メルロー10%のロゼ。
華やかな透明感のあるピンク色は濁っていないストロベリージュースのようです。グラスに注ぐと滑らかで艶やかな液体が輝きながら踊ります。
甘い熟したプラムやいろいろなベリーの香り、かすかにペパーミントの香り、柑橘系の果物の皮の少しオイリーな香り、それらが混ざり合って爽やかで甘い香りに包まれます。
色、香り、味の3拍子揃った魅力的なロゼです。

今のような暑い季節ならハーブでマリネしたお肉のお供によ〜く冷やして楽しみたいですし、冬は暖かいお部屋で冷やさずに赤ワインのように常温で飲みたいなぁ。

ヘンゼルさんのところでは現在2008年と2009年がリリースされていて比較試飲もさせてもらいましたが2008年の方が酸度が高くいろいろなお料理に合わせる楽しみが拡がるし、これからの熟成も期待できそうでしたので2008年ヴィンテージを輸入することにしました。