ヴァーゼムさんを訪ねる(2)

noblin2007-03-16



次にヴァイスブルグンダー、グウラブルグンダー、シャルドネのシュペートレーゼのトロッケン。

最初のヴァイスブルグンダーは軽やかで滑らかでバランスがいい。グラウブルグンダーはグレープフルーツの種のような苦みがかすかにあって、後口にバニラやアーモンドのようなこくを感じる。少しだけ樽を使っているそうです。
シャルドネはクリスマス前の瓶詰めしたのだそうです。


ヴァーゼムさんが「個人的にとても気に入っているワイン」と話してくれた割には私には少しインパクトに欠けるな、と一旦グラスをおいて2006年ヴィンテージに対する質問などをしているうちに時間がたち、もういちどグラスに残っていたワインを嗅ぐとミツバチが集まってきそうな甘いいい感じになっていて”ああ、そうなんだ”と思う。人と同じで第一印象はとても大切だけど時間を経てわかる魅力もたくさんあるなぁ、と再確認。


ここまでのワインはすべてスクリューキャップ。
ここ数年人造コルクなどワインを取り巻く環境が大きく変化してきています。一気にスクリューキャップなのか・・・と思って質問すると「ドイツでも日常的にワインを飲んでいるひとからは抵抗なく受け入れられている、たまにしか飲まないひとには雰囲気に欠けるという声もあるけれど、私のお客さんたちにはなんの問題もありません。」と、笑顔で応えてくれました。



市場はどんどん変化しているようです。

※ヴァーゼムさん;ドイツワイン生産地域ラインヘッセンの蔵元さん
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