ファルツのヘンゼルさんを訪ねる

noblin2008-07-14




ワイン産地、ファルツは他の産地とは少し離れています。ヘンゼルさんにはヴュルツブルクから電話で訪問の問い合わせをしました。
「月曜日はぶどうの樹の植え替えで1日外に出ているけれど火曜日だったら大丈夫だよ、どこからくるの?」
マンハイムから列車で行くつもりだけれど・・・」「列車だとかなりの時間がかかるから迎えに行ってあげるね。」と親切なお申し出。

当日マンハイムの駅前で待っているとそこに現れたのはトーマス・ヘンゼルさんご本人ではなく60代後半の彼のおかあさまでした。お料理上手のおかあさまにはワインツアーのメンバーと訪ねた際も美味しいごはんでおもてなしいただいています。少しお元気がないご様子で「おかげんはいかがですか」と訪ねると「それがね最近腰や膝が痛んで調子がよくないの・・・」

調子の悪いお母様にお越しいただいて申し訳なく思いつつマンハイムの街中を抜けて高速道路に入りました。おかあさんは軽々他の車を抜いていきます。速度計をみるとすでに160キロ!大型のベンツで車体が安定しているとはいえ、先ほどまで「調子があまりよくなくてねぇ・・」とおっしゃっていらした方とは、と驚いているうちにあっという間にバード・デュリュクハイムに到着しました。