2月のワイン教室;ヘンゼルさんのキュベ・アウフヴィント(64番)

ヘンゼルさんのキュベ・アウフヴィント(64番)は
カベルネ・ソーヴィニヨン65%、ザンクト・ローレント35%の混醸です。


2008年ヴィンテージ。
この年のワインは酸度が高く熟成がゆるやかです。
瓶詰め直後からまろやかに飲めた(瓶詰め前に樽で18ヶ月熟成させています(*^_^*)
2007年に比べるとこの2008年キュベは2011年5月に醸造元でテイスティングした時に「う〜ん、若いなぁ、あとどのくらいかかるのかなぁ」とちょっぴり不安でした。


しかし、今すごくいい感じになっています!



グラスに注ぎたてはみずみずしいパプリカを切ったときのフレッシュな香り。
透明感のあるルビーレッド。
口に含むと熟したアメリカンチェリーのようなフルーティーさ。


決して甘口ではないのですがワインが葡萄という果物から作られていることをあらためて感じさせてくれるバランスのよい味わいです。




参加者の陽子さんが「アーモンドが食べたい。。」と隣でつぶやきました。
「うん、わかる、わかる」と肯く私(*^_^*)


翌朝も「今朝もあのカカオ?のような、なんとも いえない香りを思い出しましたよ〜(*^o^*)」とメールをいただきました。




5月の買い付けから9ヶ月の瓶熟成を経て素敵に変身した
「キュベ・アウフヴィント2008」
みなさんの嬉しそうなお顔をみながら
ひとり感慨にふけったのでした(*^_^*)