ドイツはミューズリー(シリアル)の種類が豊富です。

ワインフォーラムで輸入しているワインの蔵元さんを巡る旅が明日から始まります。
今晩、フランクフルトに到着する皆さんとの再会が楽しみです!

前半はファルツのノイシュタットに4日滞在してカステルベーターさん、クルンプさん、シュトルツニコラウスさんを訪ねます。


バーバラさん

クルンプさん

シュトルツニコラウスさん

滞在中に食べていただきたいドイツらしい食べ物、パンやハム、ソーセージはもちろんですが
朝ごはんでいただく「ミューズリー」と呼ばれるシリアル、スーパーに行くととてもたくさんの種類があります。

自分の好みのドライフルーツやナッツと合わせてオリジナルのミックスを常備している人も多いようです。

からしっかり食べて充実した毎日をすごしたいものです。

ベルリン;レムケ醸造所


ベルリンテーゲル空港からベルリンに市内に向かうまたはその逆のルートの109番バスの中から「アレ、ココも醸造所?」と気になりつつもこれまで機会がなかった「ブラウハウス レムケ」 今回ベルクグリューン美術館を訪問したついでに訪ねることができました。気温の高い夏の日の夕方でしたので迷ったあげく「ヴァイスビアー」(白ビール)を注文しました。

スッキリした飲み口で後口もよく何も食せずともじんわりと空腹感が満たされました。
ドイツビールの不思議なところは食欲を刺激されることもありますが単独でも満たされるまるでパンを食べているような味わいがあることです。

「オリジナル」というのがここの定番なのでしょう、他にもピルスがありました。
またいつか数名で訪ねていろいろ試してみたいと思いました。

ベルクグリューン美術館 in ベルリン

ベルリン、ヴィルメスドルフのシュロス「シャルロッテンブルク」の向かいにある「ベルクグリューン美術館」はパブロ ピカソのコレクションが素晴らしい美術館です。


数年前にも一度訪れたことがあります。
最初の訪問時はベルリン市内のおもだった美術館、博物館は木曜日は開館時間が21時まで延長され夕方18時からの来館が無料でした。現在はシステムが変わり入場料は通年10ユーロです。


美術館としてはこじんまりとした瀟洒な建物、親しい友人宅に招かれたような居心地の良さを感じます。

美術館の名前「ベルクグリューン」は展示されている作品を収集した「ハインツ ベルクグリューン」の名字
1914年、ベルリン、ヴィルメスドルフで生まれたベルクグリューンはユダヤ系だった為、ナチスの迫害を逃れるため1936年にアメリカに亡命、美術館勤務、フリーの美術ジャーナリストを経て終戦後パリに移り画商として活躍、たくさんの著名な画家との交流から興味深い個人コレクションを実現します。
2004年に故郷であるベルリンで「ベルクグリューン美術館」を創設、2007年に93歳で他界。


1881年生まれのビカソがまだ16歳だったころのデッサン


ルノアールの影響と思われる作品


セザンヌの影響と思われる作品

ひとりの画家の作風が初期から晩年にかけてがどのように発展していったのかがわかる展示の仕方の面白さとコレクターの画家への愛情と尊敬が伝わってくる心洗われる美術館です。
ピカソの他にもセザンヌ、クレー、マチス、ブラック、ジャコメッティの作品があります。

「ベルクグリューン美術館」
月曜休館、火曜日〜日曜日10時〜18時
最寄りバス停;「シュロス シャルロッテンブルク」下車すぐ。 109番バスだとベルリンテーゲル空港から街中に向かう途中またはその逆で途中下車して楽しむことができます。

ヴァルラフ/リヒャルツ美術館 in ケルン


モネが「白アスパラ」の絵を描いていたとは!
ケルンのヴァルラフWalruf リヒャルツRicharz 美術館Museumに収蔵されています。


レンブラントの最晩年の自画像もありました。
ユニークなのは作品を見た小学生の感想が展示されていたことです。
10歳の男の子がこの絵を見て
レンブラントの初期の自画像は微笑んでいません。しかし今彼は自分の人生を振り返り微笑みながら新しい1日をスタートできるのだと思います。」というコメントを寄せています。
史実的には晩年のレンブラントは私生活でも経済的にも不遇だったようですがあるいはこの男の子が感じたような心境だったかもしれません。


300年くらい前に使われていたと思われるロエマーグラスも描かれていました。

充実した展示内容でじっくりと楽しむことができます。

中央駅から歩いて7、8分のところにある美術館です。
住所;Martinstrasse 39
月曜休館、10時〜18時、木曜日は20時まで
入館料10ユーロ

ケルンの地ビールKoelsch「ケルシュ」を比較試飲

ケルシュを研究?😊している友人が滞在しているからあなたのオススメをセレクトして遊びに来て」とケルン育ちですがビールを一切飲まない友人が幼馴染に電話をしてくれました。翌日の夕方親切なお友達がケルシュを抱えて登場。

「どの順番で飲めばいい?」と尋ねると「お好きにどうぞ」。。。
すでに飲んだことがある銘柄もいくつかあったので勘を頼りに並べてみました。

最初はGaffel「ガッフェル」少し苦みがあるケルシュです。直営醸造所で飲んだときは苦みの中にもっと爽やかさを感じましたが瓶だとこんな感じなんだなぁと学習。

次はRichmodis「リヒモディス」聞いたことのない名前です。とても小さな醸造所だそうで彼女が好きなので探して買って来てくれました。私も一番美味しく感じました。
ガッフェルの次に飲んだ影響もあるかもしれませんがフルーティで優しい飲み口でした。

3番目はMuehlen「ミューレン」風車のマークが印象的なラベルです。ケルシュの中では唯一モルトを使っているそうで色も濃くコクがあります。ここの直営醸造所を以前訪ねたことがありますが数十年来の常連さんだろうおじさまがたがカウンターバーを陣取っていました。個性的な味なので一度好きになるとやみつきなのかも。。。

4番目は「ライスドルフ」ケルシュのメーカーとしてメジャーなブランドです。バランスのよい味わいで飲み飽きせず万人向けといえるでしょう。安心感がある味わいです。

Koelsch「ケルシュ」にもいろいろあるんだなぁ、と改めてドイツビールの奥深さに感心したのでした。

ケルシュを選んでくれたハンネさんありがとうございました!

ケルンの地ビール「ケルシュ」中央駅編


ケルンはドイツで4番目に大きな都市で2000年前にローマ人の残した遺跡が街のあちこちに。ドイツのほぼ中央、そしてヨーロッパの交通の要です。国際新幹線を使えばケルンからベルギーの首都ブリュッセルへ2時間、オランダの首都アムステムダムへも3時間弱です。中央駅をでると大きく聳える「ドーム」(大聖堂)があります。

この街に滞在、立ち寄る楽しみのひとつに「ケルシュ」と呼ばれるケルンで造られる地ビールがあります。醸造所は大小含めて17くらいあるらしく共通するのは200MLのシュタンゲと呼ばれるグラスでサービスされること。醸造所により個性のちがいを楽しむことができます。ドイツビール好きのの方にはぜひ立ち寄って飲み比べをしていただきたいところです。

もし街をゆっくり巡る時間がない場合は駅構内のビアカウンターで楽しむこともできます。「ドームケルシュ」爽やかで心地よいふくよかさもあり喉の乾きを癒してくれます。

ゲヴルツグルケGwuerzguerke

きゅうりのピクルス;ゲヴルツグルケGewuerzguerke 日本ではハンバーガーに薄くスライスされ挟んでありますがドイツでは大きなのがドーンと出てきます。
ケルンのビール、「ケルシュ」を造っている醸造所パフゲンPfaeffgen 直営のレストランでゲヴルツグルケとあったので注文したらなんと5センチ長さの塊が1個だけゴロンと出てきたのには驚きました。

ベルリンの郊外シュプレーヴァウルト(Spreewald)産のものが有名です。