旅の記憶

ベルギー、ルーヴェンの暮らし「チコリのソテー バジル風味」

チコリはベルギーを代表するお野菜のひとつです。 私はあの独特のほろ苦い味わいが大好きなのですが日本ではあまり日常的ではなく、サラダに少しだけ入っている高級野菜のイメージがありますが、オーキーとギドーのお宅で新しい美味しい調理方法に出会いまし…

ベルギー、ルーヴェンの暮らし「兎のクルミ&レモンソース仕立て」

チャリティーバザーに出かけた土曜日、帰宅が18時半くらいになりました。帰り道、オーキーが「きょうはギドが夕ご飯を用意してくれてるわ、どんなメニューか楽しみだし、何もしないで食事が待ってるのってとても幸せよね。」と嬉しそうにしていました。ほ…

ベルギー、ルーヴェンの暮らし「ユニークなチャリティーバザー」

土曜日の午後、古い椅子を塗り替えて販売するチャリティーがルーヴェン大学の図書館のアーケードで行われました。 オーキーに連れられてユニークな椅子を見て歩くのはとても楽しかったです。約10年前から催されているイベントらしく、とても盛況でした。端…

ベルギー、ルーヴェンの暮らし「卵を産まないニワトリ」

オーキーとギドーのお庭は幅7メートル、奥行き180メートルと広く、農家の畑のような感じです。 野菜を栽培していたり、果物の木がいろいろ植えられていますが一番奥にはニワトリが2羽。最初ふたりはは自家消費用の卵を調達できると期待してニワトリたち…

ベルギー、ルーヴェンの暮らし「ジャムづくり」

ルーヴェンは世界第2位のビール工場がある街です。そしてベルギーで最も大きな大学街です。今年60歳を迎えるオーキーはオランダのマーストリヒトの生まれですがおとうさんのお仕事の関係で10歳からブリュセルで生活しルーベン大学の研究室に勤務する魅…

ベルギー、ゲントの夜 ジェネバー

ゲントの街の中心にベルギービールが150種類以上おいてある「ビールハウス」、同じ並びに50年前のベルギーのレストランの内装がそのまま残っている「シェ・レオンティーニ」その隣にベルギーの蒸留酒ジェネバーを飲ませてくれるお店があります。 重い扉…

ベルギー、フランドル料理「兎のシメイ煮込み」

ゲント滞在2日目の夜はベルギーのフランドル料理の名店、「シェ・レオンティーニ」に連れて行ってもらいました。 ビールを使ったフランドル料理専門店ということで「兎のトラピストビール・シメイ煮込み」にチャレンジ。「シメイ」は修道院で造られているビ…

ベルギー、ゲント「カフェ・モカボン」

ゲントの街の中心にある古い路地に「カフェ・モカボン」はあります。 おそらく50年前と内装がかわらないままに常連さんたちが訪れているようなカフェでお客さんも老若男女、入り混じっていて年配のウエイトレスさんがきびきびとたち働いていました。 素朴…

ベルギー、ゲント「ビールハウス」

ゲントの街の中心にベルギービールが150種類以上楽しめるお店があります。天井にはポップが飾ってあってお昼前からビールを楽しむ人たちで賑わっています。 日本では年に数回しかビールを口にすることがないのにベルギーを訪ねるとこの機会に、とばかり昼…

ベルギー、ゲント「牛肉のビール煮込」

ベルギーには800種類のビールがあるそうです。チェリーテイストのランビックビール「クリーク」や修道院で造られているトラピストビール、のど越し爽やかなホワイトビールなど盛りだくさんです。ドイツ、ケルンから列車で3時間の古都ゲントを訪ねたとき…

国際列車「ICE」

ヨーロッパは陸つながりなので同じ国の田舎へ出かけるよりも交通の便のよい隣国へいく方が近いことがよくあります。例えばドイツワインを巡る旅をしているとドイツの新幹線「ICE」(イー・ツエー・エー)に乗れば大聖堂とケルシュビアーの街ケルンからベ…

ドイツワイン、ドイツ、ケルン「カフェ・ガレストロ」

ケルン中央駅の前は大きな広場になっています。駅を背にして左手には600年かかって造られた大聖堂が聳えています。広場の対岸?に小さなカフェがあります。「ガレストロ」名前の響きからイタリア系かしらとお店を覗くと威勢のよいお兄さんとお姉さんがイ…

ドイツ、デュッセルドルフ「駅のホームにて」

デュッセルドルフの見本市会場に向かうためUバーンのホームで電車を待っていたら初老の上品な身なりのご婦人が近づいてきて「すみませんが私は視力が弱くてあの電光掲示板の文字がよく見えないのですけれどこのホームはどちら方面への列車でしょうか。」と…

オランダ・春ビール「レンテボック」

春限定のビール、「レンテボック」の存在を知ったのはいまから3年前の4月、ドイツワインの買付の途中、チューリップの季節に訪ねたオランダでした。高校で物理とフランス語の先生をしているオランダ人ご夫妻のお宅にお世話になり、夕食の時に「今だけのビ…

ベルギー、アントワープその6 「ルーベンスの家」

アントワープを訪ねた目的のひとつに強運の画家、ルーベンスの足跡を訪ねる、というのがありました。 20数年前に初めて入ったヨーロッパの美術館、ミュンヘンの「アルテ・ピナコテイク」には「ルーベンスの間」というのがあり、天井まで届くほどの大きな絵…

ベルギー、アントワープその5「ビール専門店」

ベルギーはユニークなビールが多いことで知られていますがアントワープを自転車で巡っていて偶然みつけたビール専門店。 味のタイプごとに何社もの製品が並んでいてビール好きな人ならはしから飲んでいきたいだろうなぁ、と思わせるお店でした。ベルギービー…

ベルギー、アントワープその4  朝市

ヨーロッパの街々を訪ねると旅先で普通の暮らしを垣間見ることのできる市場を訪ねるのが楽しみのひとつ。 これまでもフランス、イタリア、ドイツなど行く先々でお国柄を感じる市場にたくさん出会いました。 アントワープの日曜の朝市、その規模の大きさで知…

ベルギー、アントワープその3「アントワープ中央駅」

港町アントワープですが鉄道の駅も素晴らしい鉄細工のような景観でした。特に朝夕の太陽光に輝いている駅は見事!!私の記憶に残っている美しい駅でそのものの美しさに見入らされるのは、イタリアのミラノ中央駅とこのアントワープ駅でしょうか。 [rakuten:b…

ベルギー、アントワープその2 「帆船パレード」

世界中から帆船が集合!!その華やかさを垣間見ることができて楽しかったです。船上では招待客が正装してシャンパングラスを片手に楽しそうにおしゃべりをしていました。一般の人たちも波止場でサルサ音楽に合わせて踊りまくり、売店では缶ビールが売られてい…

ベルギー、アントワープその1 カフェ デル・レイ

2004年の夏にベルギーの古都を訪ねました。なかでも港町アントワープはその街名の響きにも惹かれ1週間滞在して歩き回りました。(正確には友人に借りた自転車を乗り回していたのですが)その思い出のいくつかを書いてみたいと思います。まずはバレンタ…

樹氷

遠い昔の回想をしているといろいろ蘇ってくるものですね(^o^)きのうお話したハンブルクに約1週間滞在してそこを拠点に周辺の街々に列車で足をのばしました。ハンザ同盟で栄えたリューベック、シュトルムの故郷フーズム、港町キールやもう名前も忘れてしまっ…

ドイツ、ハンブルク

最初にハンブルクを訪ねたのはもう20年以上も前になります。1985年1月のことでした。その冬、ヨーロッパでは大寒波に襲われたくさんの死者がでていたことは日本からの友人の便りで知りました。たしかに寒い冬ではありましたがヨーロッパの冬は毎年こ…

イタリア、フィレンツェ

1995年初夏のイタリア訪問は北九州でワイン教室をはじめて1年半が経過していたころでした。ワインとお料理のマリアージュを実地で模索し器や調理器具にもとても関心の高い時期でもあり、ヨーロッパの古都に行っても訪ねるのはそんなお店がほとんどでイ…

イタリアのイノシシ

今年はイノシシ年ですが、イタリア、トスカーナ地方を旅していると店頭にイノシシの剥製が飾られているのを何度も目にしました。この辺りの特産品らしくイノシシのサラミやらパスタソースなどがおみやげ物屋さんでも買えます。 地元の赤ワイン、サンジョベー…

イタリアの食事

イタリアのカジュアルな街のトラットリアで食事をした時にびっくりしました。メインディシュにステーキを注文したのですがなんとお肉だけがド〜ンと出てきたのです。 イタリアではアンティパスト(前菜)からプリモピアット(第一の皿)、セコンドピアット(…

イタリア、ヴィンチその4

イタリアのデザートも習いました。「マチェドニア」です。 5つのフルーツをスライスしてレモンの絞り汁とお砂糖少しをかけて冷やしておくだけなのですがあっさりした美味しいデザートでした。訪ねた6月はちょうどチェリーの盛りでチェリー、オレンジ、バナ…

イタリア、ヴィンチその3

ヴィンチ村で教えていただいたお料理で気に入っているレシピをもうひとつ!!(*^_^*)V「牛肉のピッツァイオーラ風(ピザ職人風)」 牛肉に軽く塩、こしょうしておきます。 フライパンにオリーブ油を熱し1〜2片のガーリックをつぶしたものを加えて香りがで…

イタリア、ヴィンチその2

ヴィンチ村を訪ねたのはちょうどグリーンアスパラが旬の6月初旬。 列車やバスを乗り継いで到着してすぐにお昼ご飯でした。「目玉焼きのグリーンアスパラ添え」 フライパンにバターを溶かして卵2個を割り入れて目玉焼きを作り、アルデンテにゆでたアスパラ…

イタリア、ヴィンチ

ヴィンチ村ときいてイメージがわく方がいらっしゃいますか。 そうあのレオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ故郷です。ヴィンチ村のレオナルド、「モナリザ」の作者です。 95年の初夏にイタリア、ボローニャを中心とするエミリア・ロマーニャ地方の次に訪ねた…

イタリア、ボローニャその2

ボローニャでは私がワインを仕事にしていると知って友人がワインに詳しいという知り合いを紹介してくれました。イタリア語で酒屋のことを「エノテカ」夕方からは立ち飲みバーのようになるようです。(すべてではないかもれませんが私はたまたまそんなところ…